ワンパチ
ワンパチの鳴き声、人間の欲と雑さが兼ね備えられてる感じでいいですよね。
今日はお風呂の中で、サマセット・モーム『ジゴロとジゴレット モーム傑作選』を読んでいました。金原瑞人の訳です。
私は、語学が苦手なので原著でモームを読んだことがないのですが、
この人の文章は引いた目線/あたかも関心がなさそうな態度なのに、全てを大切に扱い柔らかく包む感じがあるような印象を受けます。そんなところが好きです。
もちろんテーマも面白いけどさ。
他の方の翻訳でもモームをいくつか読みましたが、同じ印象を受けたのできっと英語でもそうなんだろうなと思います。希望です。(木村政則の訳が個人的にはとても好きです)
本をお風呂で読む癖の良いところは、好きなだけたくさんお風呂に入っていて良いように感じられるし、トリートメントの待ち時間も退屈じゃないしマウスウォッシュもパワーマスクもできるから大好きです。
ただ、本もお風呂が好きなようでよく一緒に入浴してしまいます。
これの良い解決法を見つけることが人類の知性を高めるのに必要なことだと思いながら本にドライヤーを当てています。髪の毛はまだ湿っています